
NFTを始めてみたいけど、詐欺とかも聞くし巻き込まれないか心配…
今回はこんな不安を解決!
確かにNFTを扱っていると、詐欺に巻き込まれる危険性はあります。
しかしこの記事を読むことによって、
- 詐欺がどのような手口で行われるのか
- 対策はどうすれば良いのか
を学ぶことができます。
NFT自体は危ないものではないので、自分の防御力を高めて、安全にNFTを取引できるようにしましょう。
\仮想通貨購入を失敗しないために/


NFT詐欺の種類と事例
詐欺に引っかからないために、どんな詐欺が横行しているのか知りましょう。
同じケースに遭遇した時に、「詐欺かな?」と疑う事ができます。
まず、NFTの詐欺は主に、
- 特定のURLへアクセスして資産を抜き取られる
- ウォレット(メタマスク等)のハッキングにあい資産を抜き取られる
- 売買時に行われる
に分けられます。
それぞれがどんなケースで行われるのか、詳しい事例と併せて紹介していきます。
特定のURLへアクセスして資産を抜き取られる


このURLとは、
- DMで送られてきたURL
- Google検索で出てきたサイトのURL
- Discord等にの投稿に貼られるURL
などと様々です。
そこから、ウォレットの接続をしてしまったり、パスワード等を入力してしまうと、資産を抜き取られてしまいます。
詳しい事例を紹介していますきます。
DMで届く甘い罠
DiscordやTwitter等のSNSで
- キャンペーンに当選しました
- NFTを無料プレゼント
- 仮想通貨をプレゼント
などが急に送られてくる事があります。
これらは全て詐欺です。
応募したgiveawayの当選連絡等はありますが、何もアクションを起こしていないのに、このような美味しい話が届くことはありません。
このようなDMに返信をしてしまうと、「先着」や「締切間近」等焦らせ判断を鈍らせて、誘導しようとしてきます。
また、画像やID、フォロー数を公式アカウントそっくりにして送ってくることもあります。
対策としては、、このようなDMが届いたら、開かずに削除してしまいましょう。
検索結果が偽物
Google等でネット検索をすると、偽サイトが表示されることがあります。
それを本物だと思い、ミント等をするためにウォレットを接続すると資産を抜き取られてしまいます。
この対策は、マーケットプレイス等にアクセスする際は、ブックマークをしてそこからアクセスするか、公式がアナウンスしているURLからアクセスしましょう。
公式アカウントが乗っ取り
各SNSの公式アカウントがハッキングにより乗っ取られてしまう場合もあります。
乗っ取られたアカウントが、詐欺のURLに誘導し、ウォレットの接続を促して資産を抜き取られてしまいます。
この場合は気付くのも難しいですが、対策は、美味しい話にとびつかない事と、投稿にすぐに反応しなければ、乗っ取りに気付いてアナウンスをしてくれます。
ハッキングにあい資産を抜き取られる


パスワードや、シークレットリカバリーフレーズは絶対に他の人に教えないで下さい。
それが他の人にばれてしまうと、外部から接続できるようになり、資産を抜き取られ、別のところに送られてしまいます。
何か理由をつけて聞かれても、他の人のものが必要になるのは詐欺だけです。
銀行でいう通帳やキャッシュカードのようなもののため、取り扱いには気を付けましょう。
フリーWi-Fiにご注意
カフェやホテル等にあるフリーWi-Fiに繋いでいて、ウォレットの資産を抜き取られるケースがあります。
フリーWi-Fiでは、こちらが接続している内容が他の人に見られてしまう可能性があります。
フリーWi-Fiに繋いでいる時は、仮想通貨やNFTだけでなく個人情報の入力をするサイトへのアクセスは控えましょう。
お助けDMの罠
特に初心者の場合、慣れないマーケットや取引の仕方で分からない事も多いと思います。
この「分からない」を発信してしまうと、手助けをする内容のDMが送られてくることがあります。
しかしそれが詐欺の場合は、教えるフリをしてパスワード等を聞き出してきます。
これを教えてしまうと、別の端末からウォレット等にログインできるようになり、資産を抜き取られてしまいます。
パスワードや秘密鍵等は絶対に誰にも教えないようにしましょう。
調べても分からない事がある時は、必ず信頼できる人に聞いてください。
売買時に行われる
売る時も買う時も注意しなければ。大事な資産が奪われてしまいます。
見た目は有名作品
有名作品は高値で取引される事から、それをコピーした偽物が出回る事があります。
見た目は全く同じですが、価格や取引履歴、作品数が明らかに違います。
見た目は同じでも別物のため、有名作品と同じ価値はつきません。
この対策としては、まず有名作品が格安で販売されていた場合は疑って下さい。
そして、NFTを購入する時は必ず公式アカウントがアナウンスしているURLからアクセスしましょう。
また、コントラクトアドレスを比較する事で、本物か見分ける事ができます。
高値で売れると思ったら
稀に、保有しているNFTを買いたいと直接DMで連絡が来る事があります。
直接ウォレットにNFTを送ってしまうと、代金は支払われずNFTだけを奪われてしまいます。
また、2人での売買だけでなく、間に人を挟みその人に代金とNFTを預け、取引が成立したら両者に送るという取引のケースもあります。
その場合でも間の人もグルになっていて、代金が支払われずNFTだけを奪われてしまいます。
対策として、高値を提示されても取引は必ず公式のマーケットを通して行いましょう。
詐欺に遭わないための対策
ウォレットは必ず2つ以上に分ける
まだ、1つしかウォレットを持っていない方はすぐに行って下さい!
ウォレットを分ける目的は、
- アカウント1を資産の保管用。外部には絶対に接続しないしないアカウント
- アカウント2は外部に接続が必要な時に使う用。Discordのロール付与や、giveaway等優先購入権獲得の時に提出するアカウント
として、外部に接続しないというウォレットを持っておくためです。
管理ができれば、アカウントを3つ以上持っていても問題ありません。
ウォレットでの複数アカウントは簡単で1分もかからずにできるので試してみて下さい。
\やり方を詳しく解説/


DMは開かずに削除する
先程も言いましたが、多くの場合DMは詐欺です。
身に覚えのないDMは開かずに削除するのが安心です。




TwitterやDiscordはDMが届かない設定にできるので、そちらもおすすめです。
分からない言葉は必ず調べる
英語でも用語でも、分からないものは必ず調べる癖をつけましょう。
NFTを利用する際、投稿や確認が英語で行われる事が多くあります。
意味を理解しないまま接続や承諾をしてしまうと、相手にアクセス権を与えてしまったり、資産を送ってしまうといった事態になりかねません。
用語でも同じように、自分が何に承諾しようとしてるのか分からない場合は必ず調べて内容を理解するようにして下さい。
まとめ
今回はNFTの詐欺に巻き込まれないために、事例や対策を紹介しました。
NFTの詐欺に巻き込まれる場合は、大きく分けて
- URLへのアクセス時
- ハッキングに遭う可能性
- 売買のタイミング
があります。
対策としては、
- ウォレットを2つ以上に分ける
- DMは開かずに削除する
- 分からない言葉は必ず調べる
私はこれを徹底しているため、一度も詐欺に巻き込まれた事はありません。
しかし、それでも絶対に安全とは言えないため、防御力を高めた行動をとっていくことが重要です。
\NFTの詳しい始め方はこちら/

