
日本株を購入したいけど数十万円を1つの銘柄に投資するのは怖い…
今回はこんなお悩みを解決!
SBI証券のS株を使う事で最低100株から購入の日本株を1株から購入できます。
さらにS株では買付手数料無料!(売却時は手数料0.55%)
この記事ではS株のメリットから注意点、買い方まで初心者にも分かりやすく解説します!
最後まで読めば、日本株に少額で投資ができるようになります。
S株とは


株式は各銘柄ごとに売買できる最低株数が決まっていて、これを単元株と言います。
単元未満株とはその最低株数に満たない株数の事です。
日本株が売買できる最低株数は100株のため、基本は100の倍数株ずつしか購入できませんが、S株を使う事で1株から取引ができ、少ない資金でも投資をする事ができます。
S株のメリット
メリットは主に
- 少額で投資ができる
- リスクを抑える事ができる
- 配当金がもらえる
です。1つずつ解説していきます。
少額で投資できる
S株最大のメリットは、少額で投資ができる事です。
通常通り単元株で購入する場合は、日本株は株価の100倍の資金が必要になってしまいます。
例)ディズニーランドを運営するオリエンタルランドは、1株あたり約2万円(2022年11月時点)のため、通常の取引で100株購入するには200万円が必要になります。この場合S株では2万円から購入出来るので、まとまった資金がなくても投資をする事ができます。
リスクを抑える事ができる
単元株を購入すると値動きも大きくなってしまいます。
例えば、株価が100円下がってしまった場合、単元株の場合10000円の損失になってしまいます。
しかし、S株で1株の購入であれば、株価が100円下がるような場面でも、100円の損失で済みます。
もちろん、反対に株価が上昇した場合の利益も少なくなってしまいますが、リスクを抑えてより安全に運用をする事ができます。
配当金がもらえる
基本、配当金は1株あたりに支払われるため、1株以上保有していれば、それに応じた配当金を受け取る事ができます。
単元株を保有している場合より、額は少なくなりますが、リスクを抑えて配当金までもらえるのは十分なメリットではないでしょうか。
S株の注意点
S株における注意点は、主に
- リアルタイムで取引ができない
- 成行注文しかできない
- 株主優待や議決権はもらえない
です。こちらも順番に解説していきます。
リアルタイムで取引ができない
注文はいつでも受付可能ですが、約定のタイミングは3回のみで、発注をした時間により異なります。
注意時間に応じた約定時間は表の通りです。


成行注文しかできない
S株では約定時間が決まっていて、そのタイミングの始値での約定になるためいくら以下で買いたいという指値注文、またはいくら以上になったら買いたいという逆指値注文は使えません。
株主優待や議決権はもらえない
株主優待や議決権は100株以上の保有が条件な事が多いため、基本的に受け取る事ができません。
しかし、稀に1株の保有が対象なものもあるため、投資をする際は確認するようにしてください。
注文方法
例として、ソフトバンクグループのS株を購入してみたいと思います。


まず、SBI証券のログイン後右下の「銘柄検索」をタップします。
検索窓に購入したい銘柄名を入れ「検索」をタップし、出てきた銘柄をタップします。


買いたい銘柄が表示されたら、右上の「取引」をタップし、「現物買い」をタップします。


注文画面になったら、右上の「S株」にチェックを入れ、買いたい株数を入力します。
取引パスワードを入力し、S株取引ルールを確認して同意するにチェック、「確認」をタップします。
これで注文は終了です。
まとめ
今回はS株について解説しました。
1株から購入できることで、少ない資金でも投資ができ、リスクを減らす事ができます。
100株単位の購入が基本な日本株で1株から購入できる事は、新鮮で投資の幅が広がります。
気になる日本株がある場合、慎重にS株から試してみるのも良いでしょう。