
老後の資産だけじゃなく、今の生活が豊かになる投資をしたいな…
今回はこんなお悩みを解決!
米国高配当株ETFを持っていれば年に4回配当金を受け取る事ができます。
配当金でちょっと贅沢をする事も、再投資に回して将来の資産をさらに増やす事もできます。
今回は代表的な米国高配当株ETF
- HDV
- SPYD
- VYM
3種類を比較しながら解説していきます。
\運用終了まで放置!高利回り多数/


高配当株ETFとは?
高配当株ETFとは、配当利回りの高い銘柄で構成されたETFの事です。
配当金とは、企業が株主に対して利益の一部を分配したものです。
株式を保有し続けることで、保有株数に応じて配当金を受け取ることができます。
この配当金が株価に対して高いもの(配当利回りが高いもの)を高配当株と呼びます。
HDVとは
HDVはBlack Rock社が運用する高配当株ETFです。
項目 | 評価 |
---|---|
利回り | |
安定感 |
3種類のETFの中で、利回り、安定感共に中間の評価になります。
HDVの概要
配当利回り | 3.54% |
配当月 | 3月.6月.9月.12月 (年4回) |
組入銘柄数 | 75銘柄 |
経費 | 0.08% |
HDVは概ね3〜4%と高い利回りを維持しています。
経費率は3種類の中で一番高くなっています。
HDVのセクター別構成比率
次にセクター別構成比率です。
セクター別構成比率を見る事で、ETFの値動きをある程度予測する事ができます。


上位3セクターを景気に左右されにくく安定しているセクターが占めているため、HDVも同じような動きをするといえます。
HDVの株価と分配金の推移
次にHDVの株価の推移を見ていきましょう。


2020-2021年にコロナショックで株価が下がりましたが、回復は早く綺麗な右肩上がりのチャートをしています。


配当金についても、減配になる年もありますが、右肩上がりで推移しています。
SPYDとは
SPYDはState Stree社が運用するETFです。
項目 | 評価 |
---|---|
利回り | |
安定感 |
3種類のETFの中で一番高利回りで、値動きがしやすいものになります。
SPYDの概要
配当利回り | 4.8% |
配当月 | 3月.6月.9月.12月 (年4回) |
組入銘柄数 | 80銘柄 |
経費 | 0.07% |
SPYDは概ね4〜5%と特に高い利回りを維持しています。
SPYDのセクター別構成比率


セクター別構成比率はこのようになっています。
上位3銘柄は景気に左右されやすく景気後局面での株価の下落や、減配リスクがあります。
SPYDの株価と分配金の推移


SPYDも2020-2021年のコロナショックで株価は下がりましたが、回復は早く株価は一定を保っています。
コロナショック時は、-46.4%と3種類の中で一番大きな暴落率となりました。


分配金は年によって多少差がありますが、右肩上がりというよりは一定を保って推移しています。
VYMとは
VYMとはVanguard社が運用する高配当ETFです。
項目 | 評価 |
---|---|
利回り | |
安定感 |
3種類の中では、利回りは劣りますが値動きが少なく安定しています。
VYMの概要
配当利回り | 2.96% |
配当月 | 3月.6月.9月.12月 (年4回) |
組入銘柄数 | 442銘柄 |
経費 | 0.06% |
VYMの利回りは3%前後と他の2種類と比べると低く、経費率も3種類の中で一番低くなっています。
VYMのセクター別構成比率


セクター別構成比率はこのようになっています。
ディフェンシブセクターが占める割合が、3種類の中で一番高いことから、景気の影響を一番受けにくいと言えます。
また、組入銘柄数は400以上と多く、3つのETFの中で一番分散されています。
VYMの株価と分配金の推移


VYMもコロナショックで株価が下がりましたが、回復は早く綺麗な右肩上がりのチャートをしています。
また、コロナショック時は-35.2%と、3種類の中では一番下落率が小さくなっています。


配当金も2010年と比べると約3倍と、安定して増配を続けている事が見えます。
まとめ
今回は代表的な米国高配当株ETF
- HDV
- SPYD
- VYM
の3種類を比較しながら解説しました。
配当利回りの高さはSPYD>HDV>VYM
値動きに強いのはVYM>HDV>SPYD
となっています。
これらは、保有するだけで年に4回配当金がもらえる金の卵です。
主な目的が値上がり益ではないため、ポートフォリオに組み入れる事で、株式市場の暴落時も精神的に余裕ができます。
また、配当金で今の生活を豊かにする事も、再投資をして将来の資産を大きくする事もどちらの選択もできます。
自分に必要なものを選んで投資をしてみましょう。
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